ナ・リーグ中部地区首位攻防第2戦はカブスが完封勝利

【ブリュワーズ0-3カブス】@リグリー・フィールド

ナ・リーグ中部地区首位のカブスと2位ブリュワーズによる直接対決3連戦の第2戦は、2回裏にビクトル・カラティーニのタイムリーなどで2点を先制したカブスが、7回裏にもカラティーニのタイムリー二塁打で1点を追加。投げては先発のホゼ・キンターナが7回途中まで3安打無失点の快投を見せ、リリーフ陣も打者7人をパーフェクトに抑えて3対0で勝利した。この勝利によりカブスはブリュワーズとのゲーム差を2に広げ、地区首位の座をキープ。3年連続の地区優勝に一歩前進した。

カブスのアンソニー・リゾーは「追う側と追われる側の気持ちは全く違う。僕たちは1位をキープするために出来ることを全てやらないといけないんだ」と追われる立場の心境を口にした。3位カージナルスを交えた三つ巴による熾烈な地区優勝争いが続くなか、首位をキープしているカブス。リゾーの言葉から判断する限りでは、選手たちが感じているプレッシャーは相当なものなのだろう。そんななか、7回途中無失点の好投で今季13勝目(9敗)をマークしたキンターナは今季ブリュワーズに対して4勝1敗、防御率2.17と強さを発揮。通算でも防御率1.60と素晴らしい数字を残しているブリュワーズキラーの左腕が、チームを大きな1勝へ導いた。

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