モナコでは優秀な選手と評価されていたが、昨夏に移籍したチェルシーではパフォーマンスが酷いと批判されたMFティエムエ・バカヨコ。開幕当初はエンゴロ・カンテとバカヨコのフランス人コンビで中盤の守備は安泰とも言われていたのだが、アントニオ・コンテのプランにバカヨコが入ることはなかった。
それはマウリツィオ・サッリに代わっても同じで、バカヨコは今夏にミランへレンタル移籍している。そのバカヨコをフォローしているのが、今夏リヴァプールに加わったファビーニョだ。ファビーニョはモナコでバカヨコとチームメイトだったこともあり、その能力を高く評価しているのだ。
英『Football London』によると、ファビーニョはバカヨコのパフォーマンスがそれほど悪いものではなかったと感じていたようで、手放したチェルシーの判断に納得していない。
「僕は彼がそれほど苦労していたとは思わない。数試合見たけど、彼は常に上手くやっているように見えたよ。新しいクラブでの1年目はいつだって難しいものだし、退団することは予想していなかったな。ただ、ミランは良い選手を獲ったね」
バカヨコはミランでのパフォーマンスも批判されているが、真の実力を発揮することはできるのか。モナコで得た評価は大きく変わってきている。
