継投ノーヒッター達成ならずもエンゼルスが完封勝利

【レンジャーズ0-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

2回裏にホゼ・フェルナンデスのメジャー初本塁打となる1号ソロで先制したエンゼルスは、先発のジム・ジョンソンが1回1/3を無安打無失点に抑えたあと、リリーフ陣も好投。ノエ・ラミレスが1回2/3、ハンセル・ロブレス、キャム・ベドロージアン、ジャスティン・アンダーソン、ホゼ・アルバレスが各1回を無安打無得点に抑え、7回までレンジャーズ打線をノーヒットに封じた。7番手のブレイク・パーカーが8回表一死からイサイアー・カイナーファレファに初ヒットを許し、継投ノーヒッター達成はならなかったものの、8回表二死一、三塁のピンチでパーカーをリリーフしたタイ・バットリーも1回1/3を無安打無得点。8投手の継投による2安打完封リレーで接戦をモノにした。

メジャー初の先発マスクで投手陣の好投を引き出したジョー・ハドソンは「8回途中までノーヒッターを継続できて良い気分だよ」と試合を振り返った。「彼らはみんな素晴らしい仕事をしてくれた」とマイク・ソーシア監督も投手陣の好投を絶賛。先発陣に故障者が相次ぎ、ブルペン・デーの採用は本意ではない苦肉の策だったようだが、完封勝利という結果には満足している様子だった。チームがレンジャーズ投手陣の前に2安打に封じられるなか、「4番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は3打数ノーヒットに終わり、日本時間8月31日のアストロズ戦から続いていた連続試合安打が8でストップ。8投手が登板したものの、田澤純一には登板機会がなかった。

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