9回表にマイヤーズが決勝二塁打 パドレス接戦を制す

【パドレス2-1マリナーズ】@セーフコ・フィールド

パドレス先発のブライアン・ミッチェルは3回裏にロビンソン・カノーに8号先制ソロを浴びたものの、6回78球を投げて4安打1失点の好投。打線は4回表にフランミル・レイエスのタイムリー内野安打で同点とすると、9回表には両リーグ最多の54セーブをマークしているエドウィン・ディアスからウィル・マイヤーズがタイムリー二塁打を放ち、これが決勝点となって接戦を制した。2/3イニングを無失点に抑えたパドレス3番手のクレイグ・スタメンが今季8勝目(2敗)をマーク。マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスは戦列復帰初戦で5回1失点の好投を見せたものの、チームの勝利にはつながらなかった。

決勝打を放ったマイヤーズは「今日は(先発の)ミッチェルを筆頭にチーム全員で勝ち取った素晴らしい勝利だよ。ブルペンは相手の攻撃をシャットアウトしてくれたし、良い場面でタイムリーが出た」と語り、チーム一丸となってもぎ取った勝利を喜んだ。有望二塁手のルイス・ウリアスが左ハムストリングを痛めて負傷退場するアクシデントこそあったものの、各選手が役割を果たし、ポストシーズン進出にわずかな望みをつなぐマリナーズを撃破。ミッチェルは「ここ2試合は良いピッチングをすることができていると思う。良い形でシーズンを終えられるようにしたい」と自身のピッチングに手応えを感じている様子だった。

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