得点を奪える原口元気に! サムライが新天地で目指すは『10ゴール』

日本代表の原口元気 photo/Getty Images

運動量を活かした上下動、スピードは魅力だが、得点力は……。日本代表MF原口元気に対する印象はこんなところではないだろうか。以前所属していたヘルタ・ベルリンでも献身性は高く評価されていたが、得点力の部分では疑問視されているところがあった。

今夏からハノーファーでプレイする原口が目指すのは、得点を奪えるアタッカーだ。独『Bild』によると、原口が今季の目標に挙げたのは「10ゴール」だ。ヘルタでは92試合に出場して4得点8アシストとなっているため、この数字から考えると大幅アップとなる。

背番号10を選択したのも点を獲りに行くという現れで、攻撃の中心になるというミッションを自身に課しているようだ。

「ヘルタでは出場機会はありましたが、ゴール前でのアクションが十分ではなかった。そこは改善の余地がありますし、満足していません。僕はクラシックな10番ではないですけど、ゴールとアシストが求められている。W杯後に特別なチャレンジを探していたので、10番はモチベーションをくれますね」

原口はロシアワールドカップのベルギー代表戦で貴重な先制点を決めてみせた。あのようなシーンをどこまで増やせるのか。2022年までの課題となりそうだ。

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