2017年最多ツイートのドラマ「13の理由」、出演女優が語る

主人公クレイの友人シェリを演じたエイジオナ・アレクサス

 昨年、世界で最もツイートの多かったドラマとして注目を浴びたNetflixオリジナルドラマ「13の理由」について、女優のエイジオナ・アレクサスが、9月7日(現地時間)、ロー・ニューヨーク・ホテルで語った。

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 本作は、2007年にアメリカで出版された同名のヤングアダルト小説をドラマ化したもの。高校生のクレイ(ディラン・ミネット)のもとに突如届けられたカセットテープ。それは、思いを寄せながらも自殺してしまった同級生のハンナが遺した、彼女が命を絶つ決断をした13の理由が録音されたものだった。彼女が死に至った原因を、学生、教師、親たちが探り始めていく。クリエイターをブライアン・ヨーキーが務め、製作総指揮はセレーナ・ゴメスが担当した。エイジオナは、クレイの友人シェリ・ホランドを演じている。

 いじめについて描かれることは理解していたが、それぞれのエピソードでどんなトピックを扱うかは、当初、知らされていなかったというエイジオナ。「撮影と同時進行で脚本が書かれていたから、俳優陣の読み合わせで、エピソードごとにどんなことが起こるのか理解していったわ。わたし自身、いじめ反対を提唱しているし、ポジティブに自尊心を保ちながら、尊敬に値する人物になろうと思っているの。だから自分が好きな俳優の仕事で、いじめという題材を扱ったシリーズに参加できたことに、とても興奮しているわ」。

 演じたシェリについては、「第2シーズンでの彼女は、第1シーズンと比べて、かなり人として変化を遂げているの。個人的には、このシーズンで最も成長したキャラクターだと思っているわ。(ハンナの自殺による)苦痛や(第1シーズンで)自分でまいた種を今シーズンでは自分で刈り取ることになるの。今シーズンのシェリは、自分よりも他の人のことを気にしていて、その点に関して、とても共感が持てるわ。自分本位にならず、自分のミスを認めて行動しているのは、(この番組を観る)子供たちにも、良いレッスンになっていると思うしね」と自らのキャラクターの成長に興奮していることを明かした。第2シーズンではメッセージ性も強くなっているようだ。

 今作では、トム・マッカーシー監督、カール・フランクリン監督、グレッグ・アラキ監督など、映画界で活躍している監督がメガホンを取っていることも話題だ。「別々の監督たちがメガホンを取っていることは、(わたしを)女優として成長させてくれていると思うわ。エピソードごとに、監督や俳優たちが、異なった考え方や意見を持っていて、彼らの意見を取り入れて、自分の演技を確立していくのは、それなりの挑戦が必要なの。だから、異なる監督と仕事をするたびに、自分自身の成長も感じるわ」。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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