旅上級者は賢く愛用中!お得で本当に使える海外ICカード4選

海外でもICカードを使いこなそう

交通機関やちょっとしたショッピングにも使えるICカード。

細かいお金を持たなくても色んなことができてしまう、現代人には必須の便利なアイテムですね。

日本はもちろん、海外でもICカードはとても普及しています。

特に、ご当地ICカードは旅行者にとっては特典や割引も多く、各国限定デザインなどもあって魅力的なものばかりです。

ここでは、ぜひ使いこなしてほしい選りすぐりの4選を紹介します。

 

シドニー Opalカード

一番のおすすめは、シドニーのOpalカード(オパールカード)です。

デポジットを取るカードが主流な中、オパールカードの発行手数料は無料です。

特典としては、平日の運賃支払い料金の上限が15豪ドルと決められているので、それ以上の乗車は無料になります。

また、決められた回数以上の乗車は半額、オフピーク時運賃は30%割引、1時間以内の乗り換えには追加料金が無料です。

さらに、同日の複数交通機関の乗り換え利用に対しては2ドル返金されるなど、割引制度がとても充実しているのです。

購入は、コンビニエンスストアなどの提携店だけでなく、電話やオンラインでもカードが入手できるのがとっても便利。

また、インターネットにカード情報を登録しておくことで、盗難や紛失の際にカードのブロックができるほか、残金を他のカードに移行することも可能です。

いざという時の万全のサービスも行き届いているのが魅力的ですね。

 

ロンドン Oysterカード

ICカードの先駆けともいえるのがロンドンのOysterカード(オイスターカード)です。

オイスターカードを持っていると、地下鉄などの運賃が11歳以下のお子様(同伴乗車)は無料です。

ロンドン市内の鉄道やバス、リバーボートなどの運賃が割引となり、セントラルロンドン内の片道料金が半額になります。

加えて、一定ゾーン内移動では、料金が6.8ポンドになると、それ以後の当日の乗車は無料になるというプライスキャップ制(利用限度額)も取り入れています。

また、旅行者向けの嬉しい特典もあります。ビジターオイスターカードのオファーガイドをスマホなどでダウンロードして提示することで、市内の40以上のレストランやショップにて、限定オファーや割引が可能となるのです。

 

 

香港 Octopus(八達通)カード

香港のICカードは、その名もOctopusカード(オクトパスカード)と言い、ロンドンのオイスターカードと同類の海の生き物のネーミングが洒落ています。

そもそも、Octopusとはたこを指し、縦横無尽、四方八方を網羅する、という意味でつけられた名前だそうです。

旅行者用に香港のかわいらしい街並みが描かれた「ソールド・ツーリスト・オクトパス」なら交通、食事、ショッピング、映画館やスケートリンク、テーマパークなどで幅広く使用でき、乗り換え割引などを含め交通運賃は自動で割引されます。

また、エアポートエキスプレスを利用する場合、往復エキスプレス料金込みの3日間乗り放題となる「エアポート・エキスプレス・トラベルパス」も人気があります。

 

ハワイ Holoカード(2019年導入予定)

オアフ島を運行するTheBusやハンディ・バンで使用可能となる、ハワイ発の交通系ICカード「Holoカード(ホロカード)」が2019年に導入されることが発表されました。

TheBus事務所、市役所分所、セブン-イレブンなどの小売店で購入が可能になる予定です。

2020年には、人気のショッピングセンターのあるカポレイからアロハスタジアムまでのホノルル鉄道も開通予定であり、乗り換えにも便利なホロカードが待ち遠しいですね。

今後の特典や割引制度の発表に注目が集まっています。

 

どのカードも、使いこなせば旅行がワンランクアップするものばかり。

各国の観光局などでは、ICカードの購入方法やツーリスト限定カードの情報も得られ、出発前に日本で購入できるものもあります。

ぜひ、お得なICカードを使いこなしてくださいね。

 

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