長崎県選手団 結団壮行式 天皇杯20位台前半を 第73回国民体育大会 福井しあわせ元気国体

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」(9月29日~10月9日、福井県)に出場する長崎県選手団の結団壮行式が12日、長崎市の県立総合体育館で行われ、代表選手や監督らが目標の天皇杯(男女総合)20位台前半に向けて結束を誓った。
 長崎県選手団は中村法道知事(県体協会長)を団長に選手、監督、本部役員ら総勢417人で、32競技83種別に出場する。
 壮行式では中村知事がボウリング少年男子の久保和幸監督(大村市役所)に監督証、徳久恵大(九州文化学園高)に選手証をそれぞれ手渡し、総合開会式で旗手を務めるソフトボール成年男子の益田秀紀(佐世保北中教)に団旗を授与。続いて「皆さんを長く支え、励ましてくれた家族、職場や学校の同僚への感謝の気持ちを忘れず、万全の態勢で大会に臨んでほしい」と激励した。
 選手団を代表して、ライフル射撃少年女子ビームピストル40発に出場する宮上わかば(長崎北高)が「チーム長崎の意気込みと活力を全国へアピールできるよう、全力で競技する」と決意表明。最後に参加者全員で「頑張ろう」と気勢を上げ、気持ちを一つにした。

国体での健闘を誓い「頑張ろう三唱」する選手たち=県立総合体育館
選手を代表して決意の言葉を述べるライフル射撃少年女子の宮上(長崎北高、左)

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