予定地住民らの証人尋問を申請 石木ダム訴訟、原告側

©株式会社長崎新聞社

 東彼川棚町に石木ダム建設を計画する県と佐世保市に、反対地権者ら608人が工事差し止めを求めた訴訟の口頭弁論が12日、長崎地裁佐世保支部(渡邊英夫裁判長)であった。原告側はダムの必要性について争う方針で、建設予定地の住民らの証人尋問を申請した。
 原告側は今後、2013年以降の水需要の状況などを市側にただす方針。証人尋問には市水道局長や建設予定地の住民らの出廷を求めたが、被告側は証人尋問を不要とする意見書を提出した。次回期日は11月6日。
 石木ダムを巡っては、反対地権者らが国に事業認定取り消しを求めた行政訴訟で、長崎地裁が7月、県と佐世保市が主張するダムの公益性を認め、原告側の訴えを棄却する判決を言い渡した。原告側は福岡高裁に控訴した。