神戸市三宮の再開発事業、神鋼不動産が参加決定

 神鋼不動産は、三菱地所(代表事業者)など他4社とともに、神戸市中央区の雲井通5丁目地区再整備事業に参加する。再整備事業の事業協力者の優先交渉権者(提案者)に選定された5社は、再開発会社と基本協定を締結し、再開発事業の推進をサポートしていく。

 神戸市は、三宮駅周辺の6カ所に分散している中・長距離バスの乗降場を集約するため、新たなバスターミナルの整備を検討。提案者5社は、西日本最大級のバスターミナルや図書館、オフィス、ホテル、商業機能などの事業提案を行っていた。

 雲井通5丁目の再開発地区の面積は約1・2ヘクタールで、現在、神戸市中央区役所や勤労会館、ホテルなどがある。予定では、19年度に都市計画提案・決定し、20年度以降既存建物の解体、新築工事を着工し、25年度に竣工する。

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