ブレーブスが3連戦をスイープ 地区優勝へマジック10

【ブレーブス2-1ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ブレーブスは1点ビハインドの6回表にフレディ・フリーマンのタイムリーで同点とし、1対1の同点で迎えた9回表には二死三塁からタイラー・フラワーズのタイムリー内野安打で勝ち越しに成功。その裏を4番手のジョニー・ベンタースが三者凡退に抑え、敵地でのジャイアンツ3連戦をスイープした。2位フィリーズがナショナルズに敗れたため、フィリーズとのゲーム差は今季最大の7.5に広がり、地区優勝に向けてのマジックナンバーは10に。一方、敗れたジャイアンツはサンフランシスコ移転後ワーストの11連敗となった。

ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスはダイヤモンドバックス、ジャイアンツとのロード遠征7試合を6勝1敗で終え、2013年以来5年ぶりの地区優勝に向けてカウントダウンが始まった。「僕たちの目標は1位だ。この5年間、それを追い続けてきたんだから」と語るのは主砲・フリーマン。後半戦は打率.292、5本塁打、OPS.796と調子を落とし、先頭集団にいたMVPレースからは脱落してしまった感があるものの、低迷期を支えてきただけに優勝にかける思いは誰よりも強い。明日の移動日を挟んで、明後日からは本拠地サントラスト・パークでの10連戦。順調にいけば、地元ファンの前で5年ぶりの歓喜の瞬間を迎えることになりそうだ。

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