女子テニスの全米オープンで初優勝した大坂なおみ選手（２０）は１３日までに、米国の人気トーク番組「エレンの部屋」に出演し、表彰式で観客からブーイングを受けた後、セリーナ・ウィリアムズ選手からささやかれた言葉について「あなたを誇りに思う。ブーイングはあなたに対してじゃないのよ」だったことを明らかにした。最初は「私に対してのブーイングだ」と思ったが「それを（ウィリアムズ選手の言葉）聞いて、幸せに思った」と語った。
また、試合に勝利した後、タオルをかぶったことについても「優勝スピーチで何を話すべきか読んでいた。私はしゃべるのが得意じゃないから」とも述べた。優勝賞金を何に使うかについても聞かれ、両親に大型テレビを買いたいとの気持ちも明らかにしたが、すぐに番組内で大型テレビをプレゼントされ驚いた。
番組では好きな色やテレビショー、歌手などを聞かれはにかみながら答える場面も。
番組出演を受け、大坂選手はツイッターに「この惑星を離れるときが来ました。当惑のレベルは危機的段階に達しました」と、ロケットの絵文字とともにつぶやいた。これに対し、３万３０００以上の「いいね」が付いた。 （共同通信＝太田清）
