広島2連勝でM6、松坂誕生日Vで6勝目、DeNA最下位転落…セ13日はどうなった

中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

“2位決戦”はヤクルトが巨人に勝利

 プロ野球は13日、セ・リーグ3試合が行われた。

 首位・広島はDeNAに4-0で完封勝利を収め、2連勝を飾った。優勝マジックを1つ減らし「6」とした。打っては、2回に松山の12号ソロ弾で1点を先制すると、3回には鈴木の29号2ランと田中のタイムリーで3点を加え、序盤で4点リードを奪う。先発・野村は6回4安打無失点と好投。7回以降は一岡、フランスア、中崎が無失点で完封リレーをつないだ。

 ヤクルトと巨人の“2位決戦”は4-2でヤクルトが勝った。今季初先発マウンドとなった星は、4回に岡本に31号ソロ弾を浴び、1点を先制される。だが、6回1失点と好投すると、7回に打線が奮起。青木の左前タイムリーで同点に追いつくと、バレンティンがセンターへ勝ち越しタイムリー。9回には青木が9号2ランでリードを広げ、星に今季2勝目をプレゼントした。巨人の田口は7回途中2失点と健闘したが、打線の援護に恵まれなかった。

 中日は敵地での阪神戦に6-2で勝利した。この日、38歳の誕生日を迎えた松坂が、公式戦では12年ぶりの甲子園マウンドで粘った。たびたび走者を三塁に進めながらも最少失点で切り抜け、5回1失点と粘投。打線は、初回にビシエドのタイムリーで1点を先制すると、3回には高橋と福田の連続タイムリーなどで3点を追加。5回までに6点を加え、松坂に今季6勝目(4敗)をプレゼントし、チームは5位に浮上した。

【12日終了時点】
1広島 73勝50敗2分 M7
2ヤクルト 61勝61敗2分 11.5
3巨人 60勝64敗4分 2.0
4阪神 55勝62敗1分 1.5
5DeNA 55勝66敗2分 2.0
6中日 58勝70敗2分 0.5

【13日終了時点】
→1広島 74勝50敗2分 M6
→2ヤクルト 62勝61敗2分 11.5
→3巨人 60勝65敗4分 3.0
→4阪神 55勝63敗1分 1.5
↑5中日 59勝70敗2分 1.5
↓6DeNA 55勝67敗2分 0.5(Full-Count編集部)

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