【熊本県感染症情報】腸管出血性大腸菌 行楽地でも注意を

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 3~9日の県感染症情報によると、腸管出血性大腸菌感染症(O26)が1人、報告された。今年の累計は15人で、昨年同期比で8人少ないものの、県健康危機管理課は小まめな手洗いや、肉をよく加熱することなどを呼び掛けている。

 同感染症は感染力が強く、わずかな菌数でも発症。菌は生焼けの肉などに付き、3~5日の潜伏期間後、激しい腹痛と血便などが出る。脳症など重い合併症になる場合もある。

 予防は生肉を避け、よく加熱して食べるほか、生肉を扱った調理器具はよく洗ってから別の調理に使うことなど。同課は「行楽地でのバーベキューなどでは特に注意を」としている。下痢の症状がある場合、プールは控える。

 県内50定点医療機関から報告されたヘルパンギーナの患者数は、前週比28人増の125人で、保健所管轄別では天草が警報レベル。手足口病が7人増の66人で、八代が警報レベルにある。

 侵襲性肺炎球菌感染症が2人、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症と梅毒、百日ぜきが各1人、報告された。(林田賢一郎)

(2018年9月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)