住友電工、歩行者感知器を製品化 5府県警察に納入

 住友電工は12日、安全運転支援システム用の歩行者感知器を製品化したと発表した。明るさや気象条件などの環境変化に強いことに加えて、感知の精度や範囲に優れているとこが特長。横断歩道近辺の歩行者灯器柱に取り付けて使用する。大阪府警察を含む国内5府県警察に納入している。

 環境変化への対応力は24ギガヘルツのミリ波レーダーを採用したことで実現。感知精度は独自のアルゴリズムを用いて高めている。同社では「これからも交通事故低減に貢献し、安心・安全な交通環境の実現を目指していきたい」としている。

© 株式会社鉄鋼新聞社