門田、ブーマー、バークレオ、中村の4本がパ・リーグ記録
西武・森友哉が、あと1本である記録に並ぶ。それは、シーズン満塁本塁打数のパ・リーグ記録だ。
森は今季、5月27日の北海道日本ハム戦を皮切りに、6月16日の中日戦、8月1日の福岡ソフトバンク戦では9回に代打として満塁弾を放った。
【森の今季満塁本塁打】（打った投手）
5月27日 日本ハム（有原）
6月16日 中日（又吉）
8月1日 ソフトバンク（二保）
あと1本でシーズン4本の満塁本塁打となり、パ・リーグ記録に並ぶ。この記録を持っているのは、門田博光（南海）、ブーマー（阪急）、バークレオ（西武）、中村剛也（西武）の4人だ。
ブーマーは1984年に3冠王。門田は3度の本塁打王、2度の打点王。バークレオは西武黄金時代の1988年に38本塁打。そして中村は言わずもがな、現役最多の6度の本塁打王に輝いた大打者だ。もし森が4本目の満塁弾を放てば、錚々たる顔ぶれと肩を並べることになる。
ただ森は1か月以上満塁本塁打を放っていない。それでも先達を見ると、中村選手は「4本目」が8月9日だったが、門田氏は9月11日、バークレオ氏は10月2日、ブーマー氏は10月10日と、いずれもシーズンの終盤だった。森が所属する西武は残り19試合。パ・リーグ記録に並ぶことができるか、注目が集まる。
【パ・リーグのシーズン最多満塁本塁打】4本
門田博光（南海）1983年
ブーマー（阪急）1987年
バークレオ（西武）1988年
中村剛也（埼玉西武）2015年（「パ・リーグ インサイト」編集部）
（記事提供：パ・リーグ インサイト）
