フィルマイアーが力投 ロイヤルズ初安打から逆転勝利

【ツインズ4-6ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

5回までノーヒットに封じられていたロイヤルズは、1点ビハインドの6回裏に反撃を開始。この回先頭のハンター・ドージャーがチーム初安打となる二塁打で出塁すると、サルバドール・ペレスの25号2ラン、ホルヘ・ボニファシオの3号ソロと2者連続アーチが飛び出し、あっという間に試合をひっくり返した。投げては先発のヒース・フィルマイアーが自己最長の7回1/3を投げ、ツインズ打線を5安打に抑える力投を披露(4失点)。ロイヤルズは6対4で勝利を収め、フィルマイアーは今季3勝目(1敗)をマークした。

過去ツインズ戦で2度先発し、3回3失点、3回途中6失点と打ち込まれていたフィルマイアーは「彼らに対する2度の先発は上手くいかなかった」と打ち込まれたことを認識していた。「今日は自分ができることを全部やって、挽回したいと思っていたんだ。思い通りの結果を得ることができたよ」とフィルマイアー。ツインズ戦3度目の先発登板にしてようやく納得のいくピッチングができたようだ。ネッド・ヨスト監督も「彼は本当に良いボールを投げていたね」とフィルマイアーの力投を称賛。8回表は一死二、三塁のピンチを作ったところで降板し、リリーフ陣が2人の走者を生還させてしまったため、フィルマイアーには4失点が記録されたものの、8回途中4失点という数字以上の好印象を指揮官に与えたピッチングだった。

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