8月末にリリースされた、注目の新作ゲーム『モバサカ ULTIMATE FOOTBALL CLUB』(モバサカUFC)。
奥深い選手育成やチーム作り、サクサク進められるゲーム性、さらにはサッカーならではの「判断」を楽しめる点が魅力だ。
そんな中でも、実はひそかに面白いのが、施設拡張の要素。
サッカーゲームでは珍しくないのだが、『モバサカUFC』の場合はなんだかやけに“こだわり”を感じるのである。
左下のココを押すと開く施設ページ。
こちらが我がFCコリーの施設。中心にスタジアムがあり周辺に6施設が配される形だ。施設間はちゃんと吊り橋で結ばれている。
まだ空き地の場所あり、アップグレードで工事中の施設あり。それにしても…
スタジアム、
クラブオフィス、
ファンショップ。
ここあたりまでは普通な感じがするが、
コーチルームに展示室、
さらには財務局まで!これだけきちんと施設が分かれているゲームも珍しい。
ただ、それぞれに役割があり、アップグレードしていくことがチーム強化にとってプラスになるようゲーム設計されている。財務局であればチーム基金による収入アップに加え、他の施設の建設費を抑えられるといった具合だ。
なお、コーチルームがあることからも分かるように、『モバサカUFC』には監督(ヘッドコーチ)もいる。
現在FCコリーを率いているのは、エイバルで乾貴士を指導したメンディリバル監督だ。彼のような切れ者指導者がゲームには多数登場する。
さて施設の話に戻ると、実際のサッカーでもやはり世界を股にかけるクラブほど立派なものを使っている。
世界的なスターたちを受け入れるのだから当然である。そこで彼らは選手として成長し、チームのタイトル獲得を目指すのだ。
分かりやすい例として、現実に存在するビッグクラブの施設を紹介してみたい。スペイン・マドリードにあるレアル・マドリーの練習場だ。
クラブの会長であるフロレンティーノ・ペレス氏は2000年、市内一等地にあった旧練習場「シウダー・デポルティーバ」を高値で売却。多額の負債を解消するとともに、郊外のバルデベバスに新たな練習場「シウダー・レアル・マドリー」を建設した。
この決断が、世界を席巻する“銀河系軍団”の誕生にも繋がったのである。
この通り、圧巻の施設!
現チームで最長、11年間在籍するブラジル代表DFマルセロも自身の公式チャンネルで「シウダー・レアル・マドリー」を紹介している。
選手らしいよりリアルな施設レポート。こんなクラブハウス、いつかゲームでも作りたい…。
そういった野望に燃えられる点も、サッカーファンの心に響く『モバサカUFC』ならではといえるかもしれない。
もちろん練習場だけではない。
レアル・マドリーは近い将来、ホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウも大規模改修する予定。すでに計画案は発表されている。
FCコリーのホーム、エスタディオ・コリーもいずれこんな立派な姿に…はさすがに無理かもしれない。でも、いつかは!
ちなみに『モバサカUFC』は試合時の環境にも力が入っており、昼や夜だけでなく夕方、さらに天候も雪などが用意されている。
ほんのり白く染まったピッチに映える「NEVER GIVE UP」の看板。妙にテンションが上がりながらボールを追いかけたあの雪の日を思い出す…。
というわけで、あえてゲームのごく一部だけをお伝えしたが、サッカー好きなら楽しめる点が満載の『モバサカUFC』!