「売り物ではない」デ・ブライネ、驚愕の契約解除金が明らかに

マンCに必要不可欠な存在となっているデ・ブライネ photo/Getty Images

マンチェスター・シティの指揮官を務めるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チームの心臓として必要不可欠なベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのリリース条項を明かし、欧州で話題を呼んでいる。

2015年夏にヴォルフスブルクからマンCへ移籍したデ・ブライネ。加入初年度から主力として活躍すると、昨季はプレミアリーグ37試合に出場して8ゴール16アシストを記録し、チームをリーグ制覇へ導いていた。なお、2年連続でリーグ最多アシスト数を記録している。

こういった活躍もあり、今夏もレアル・マドリードやパリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブが、彼の獲得に興味を示していると報じられていた。今夏の残留には成功したマンCだが、世界屈指のMFに成長したデ・ブラネイを誘惑するクラブは今後も間違いなくあらわれる。ただグアルディオラ監督が、2023年まで契約を残しているこのMFを獲得するのは、決して簡単なことではないと強調した。

英『METRO』などによると、インタビューに応じたグアルディオラ監督はデ・ブライネについて「彼は本当に素晴らしい。とてもダイナミックな選手なんだ」や、尊敬するマルセロ・ビエルサ監督(リーズ・ユナイテッド)の名前を出しつつ「ビエルサも彼のことを私に、大好きな選手だと言ってきたよ。彼はなんでもできる選手だからね」と大絶賛。その上で「彼は信じられないような選手だよ。契約解除金も2億5000万ユーロ(約327億円)だ。申し訳ないが、彼は売り物ではないからね」と明かしている。

史上最高額金額で移籍したネイマール(2億2200万ユーロ)を上回る驚愕の数字が明らかとなった。はたして、今後デ・ブラネイを獲得するクラブは現れるのだろうか。

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