浙江ビッグベイエリア建設 チャンスを模索する台湾企業

 【新華社杭州9月14日】中国浙江省政府と国務院台湾事務弁公室が浙江省と台湾地区の重要なビジネス交流の場として共同で主催するブランドイベント、第2回浙江・台湾協力ウィークが12日、幕を開けた。「チャンスを共有し融合発展を目指す」を理念に「浙江ビッグベイエリア」発展に焦点を合わせる。

 浙江省は今年、ビッグベイエリアの建設行動計画を全面的に実施。「杭州湾ビッグベイエリア」の建設を重点的に行い、海港、陸港(内陸国境の通関地)、空港、情報港(インフォメーションポート)を連動させる「四港連動」を進めることで、近代化建設で全国の先行区となることを目指す。

 中国民間商会副会長、伝化集団の徐冠巨(じょ・かんきょ)董事長は「浙江ビッグベイエリアの建設の対象地区は、地理的条件も良く産業基盤もしっかりしている。国の大動脈とされる交通網もこの地で合流しており、世界に広がる貿易中枢としての機能を持つほか、全国をリードする産業基盤も備えている」と語った。徐氏は、ベイエリアの建設により産業再編が促され、産業サプライチェーンやバリューチェーンが効果的なつながりを形成することで、産業の効率的な発展が実現すると指摘。また、生産的サービス業の発展に力を入れることにより、製造業とサービス業が同時発展し、互いに好影響をもたらすプラスの循環が形成されるとの見方を示した。

 台湾長風文教基金会の葉匡時(よう・きょうじ)執行長は「浙江ビッグベイエリアの建設は、インフラ建設の強化、リソースの全体計画、産業集積の深化、内陸市場の拡大の四つの段階に分けることができる」と述べ、現地のデジタル産業の生態圏に参入し地元精密製造業と総合的な相乗効果を高めることや、幼児教育やバイオ産業、文化クリエイティブ、大健康産業(健康管理から医療医薬、リハビリ、養老までを含めた健康医療産業)などを例に挙げ、台湾企業はこれらの分野で発展のチャンスを模索することができると指摘した。

Follow

新華社通信

on

©新華社