フランス、自転車利用促進へ本腰

欧州内で後れ、3倍増図る

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 【パリ共同】フランスのフィリップ首相は14日、自転車の利用促進に向けた新たな政策を発表した。3億5千万ユーロ(約450億円)規模の基金を創設して今後7年間で自転車専用道の整備を一層進めるなど本腰を入れる。地方自治体が管轄する自転車専用道の整備に国が資金を拠出するのは初めてという。

 フィリップ氏は演説で「フランスで日常の移動手段として自転車が占める割合は3%。欧州平均の半分以下だ」と指摘。パリ五輪が開かれる2024年までに3倍の9%に増やし、温室効果ガス排出や大気汚染の削減、健康増進につなげたい考えを示した。