リカルド「レースペースはいいが、予選でトップ3に入れなければチャンスはない」:F1シンガポールGP金曜

 2018年F1シンガポールGPの金曜、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはフリー走行1=1番手/2=4番手だった。

■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド フリー走行1=1番手/2=4番手
 上位争いは接戦になるだろう。ここでは3チームが揃って速いようだ。僕らはFP1の方が好調だった。意外にも気温が高いコンディションの方が快適だったんだ。夜になり気温が下がってからは、すべてを最適化できるという確信が持てなかった。

 でも心配はしていない。今夜すべてを分析し、明日にはいい状態に持っていけると信じている。

 ピレリがここにウルトラソフトとハイパーソフトの他に、1段階飛ばしてソフトタイヤを選んだことを、僕は喜んでいるんだ。それによってレースでの選択肢が増えることになるからね。それぞれがソフト寄りになるに従って、確実に速くなるので、予選では全員がハイパーソフトを使用してプッシュするだろう。

 このコースを走るのはすごく楽しいね。精神的にも肉体的にも他のどこよりタフなサーキットだけど、僕はここが大好きだし、チャレンジし甲斐があると思っている。汗だくになるが、その価値はあるよ。僕自身の準備は万全だし、チームはすごくいいマシンを用意してくれたので、明日は前との差を縮められればいいね。

(Sky Sportsに語り)心配することはない。タイヤに関しては、ライバルたちよりいいとまではいかなくても、悪くはなさそうだ。ただ、予選でトップ2かトップ3に入れなかったら、それは無駄になる。ここはモナコと同じぐらい予選が重要だ。僕らはレースペースはいいけれど、1ラップのペースを改善する必要がある。

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