田中6回無失点で今季12勝目 ヤンキース14安打11得点で援護

【ブルージェイズ0-11ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

安定した投球で自身3連勝だ。本拠地で迎えたブルージェイズ戦に先発した田中将大が6回4安打無失点、8奪三振の好投で今季12勝目を挙げた。これで今月は3戦3勝、防御率は脅威の0.43となり、ワイルドカード獲得のためチームをけん引している。打線も彼の好投に応えるかのように11得点と打線が爆発した。

田中の立ち上がり、四球で走者こそ出したものの、後続を抑えて無失点スタート。そしてその直後のヤンキースの攻撃では無死一・二塁からアーロン・ヒックスの適時打を皮切りにこの回で一挙5得点を記録し、序盤からリードを広げた。その後もブレット・ガードナーにも適時打、アンドリュー・マカッチェンには一発が飛び出すなど中盤終了時で9-0とした。田中は5回に1死一・二塁のピンチとなるも後続を2者連続三振に仕留めて勝利投手の権利を得た。

8回には故障で離脱していたアーロン・ジャッジが守備固めとしてライトの守備に就き、ヤンキー・スタジアムは沸いた。彼の登場のおかげもありチームはさらに2点を追加し、14安打11得点と快勝した。敗れたブルージェイズは捕手のルーク・メイリーが2安打4出塁の活躍も先発、マルコ・エストラーダが3回途中8失点と大炎上しチームは悔しい敗戦となった。

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