ネットいじめ、向き合い方学ぶ 上越で「深めよう絆県民の集い」

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中高生がいじめについて意見を交わした「県民の集い」=15日、上越市

 いじめ防止や命の大切さについて考える「深めよう絆県民の集い」が15日、上越市の上越文化会館で開かれた。教員や児童生徒ら約670人が参加し、インターネット上のいじめなどとどう向き合うか学んだ。

 教育関係団体でつくる「深めよう絆にいがた県民会議」などが主催。同会議の宮薗衛座長は冒頭、「いじめによる子どもの自殺が続いている。繰り返さないためにも、絆を強めなければならない」と訴えた。

 続いて上越教育大の林泰成副学長と稲垣応顕教授がコーディネーターとなり、上越地域の中高生8人と壇上で意見を交えた。

 会員制交流サイト(SNS)をめぐっては、生徒から「昔のいじめは学校にいる間だけだったが、SNSは顔を合わせなくても悪口が言え、仲間はずれになることもある。24時間安心できない」といった声が上がった。「家庭や学校で早いうちから話し合いが必要」と指摘する生徒もいた。

 稲垣教授は「いじめられている人が安心して心を開ける居場所の作り方を、大人も交えて考える必要がある」と強調した。

 糸魚川市の能生中3年の女子生徒(15)は「ニュースで県内のいじめの問題を聞くと、人ごととは思えない。悩んでいる人にどう声を掛けたらいいか、真剣に考えたい」と話した。