金色堂大修理、往時をしのぶ 平泉・中尊寺、資料展示

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修理の検討資料として作られた縮尺5分の1の金色堂復元模型

 平泉町平泉の中尊寺(山田俊和貫首)は15日から11月18日まで、境内の宝物館讃衡蔵(さんこうぞう)で「国宝金色堂大修理の記録展」を開いている。昭和の大修理終了から50年を迎え、金色堂の復元模型や当時の写真を紹介し、往時をしのぶ。

 昭和の大修理は1962~68年に行い、同展では修理の検討資料として作られた縮尺5分の1の金色堂の模型や、工程を撮影した写真など約30点を展示。山形県出身の写真家、故土門拳さんが撮影した修理前の堂内や旧覆堂をとらえた写真も目を引く。

 同寺執事の三浦章興さんは「古い金色堂を当時の職人が持つ技術を結集して修理した結果、今の金色堂がある。迫力のある金色堂や巻柱の模型から修理前後の姿を感じてほしい」と来場を呼び掛ける。

 午前8時半~午後5時。11月4日からは同4時半まで。讃衡蔵の拝観料が必要。