夢への学び支え1周年 葛巻・県内初の公営塾

葛巻町学習塾の授業風景。講師が教室内を巡回し、生徒の疑問に応じて個別に指導する

 葛巻町が葛巻高(上柿剛校長、生徒133人)の生徒向けに設立した県内初の公営塾「葛巻町学習塾」(山谷淳也塾長)は15日、開設から1年を迎えた。同校生徒なら無料で受講できる同塾は、北海道足寄(あしょろ)町などで公営塾運営を手掛けた実績があるバース47(本社東京都世田谷区)が運営し、講師3人が常駐。生徒それぞれの進路希望や学力に合わせた個別指導方式を実践し、登録生徒数も順調に増え、進学を目指す生徒たちの「学びの場」として定着している。

 同塾は同校敷地内のセミナーハウス2階で、最大20人が同時に受講できる教室内を講師が巡回し、生徒の疑問に応じて指導。自習室も活用できる。日曜日と祝日以外は受講可能で1回90分。平日は午後5時~同9時、土曜日は午前9時~午後7時。生徒たちは平日は、部活などを終えてから塾に通っている。

 昨年9月の設立当時の登録生徒数は15人だったが増え続け現在は57人。当初から通っている日向利奈さん(2年)は「講師との距離も近く、質問しやすい。勉強はもちろん、それ以外の生活面についても気遣ってくれて居心地のいい環境だと思う」と語る。

 町は、授業終了後に生徒を町のバスで送迎しているほか、希望する生徒には同町の宿泊施設グリーンテージくずまきから、おにぎりやハンバーガーなどの軽食(1回200円)を提供している。

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