岩崎、サンガでも輝く アジア大会日本チーム最多の4G

金沢戦で鋭い動きを見せるサンガの岩崎(9月8日、西京極)

 8月のジャカルタ・アジア大会サッカー男子で準優勝に貢献した京都サンガFCの岩崎悠人が、たくましさを増して帰ってきた。日本チーム最多の4ゴールを挙げ、東京五輪世代で強烈な輝きを放った。「ボールさえ受ければゴールに向かっていける自信はある」。代表でつかんだ感覚と勢いをサンガに還元する。

 アジア大会は五輪と同様、原則23歳以下で争われるが、日本は2年後の東京五輪を見据え、U-21(21歳以下)代表で出場。岩崎は1次リーグ第2戦のパキスタン戦と準々決勝のサウジアラビア戦でそれぞれ2得点し、勝利の立役者になった。

 前線で動き回りながらボールを要求し、「クロスやパスに反応する準備が意識高くできていた」と振り返る。守備でも献身性が光り、「大会を通してコンディションが落ちず、メンタル的にも整っていた」とうなずく。

 決勝は、イングランド・プレミアリーグで活躍するFW孫興民(トットナム)を擁する韓国に延長の末1-2で敗れた。「韓国からは勝利への気迫を感じた。自分も、もっと気持ちをプレーで表現できるようになりたい」と成長への糧にする。

 サンガに戻り、9月8日のホーム金沢戦では後半から途中出場。持ち前の縦への推進力で観客を沸かせた。森保一監督が兼任するフル代表への階段を上るためにも、20位と低迷するチームを浮上に導けるか。「どんどん仕掛けてシュートを打っていきたい」。アジア大会で取り戻したストライカーの本分を、リーグ終盤戦で発揮する覚悟だ。

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