いつの時代も、キョンキョンは魅力的!

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第482回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

1980年代のアイドル黄金期に爆発的な人気を誇り、“キョンキョン”の愛称で親しまれた小泉今日子。“スーパーアイドル”としての活躍はいまなお色褪せず、ヒット曲を連発すると同時に、女優としても大活躍。最近では素敵に齢を重ねる女性としても同性からの注目を集め、その人気はいまだ衰えを知らず。

今回は、映画を通じて知ることが出来る小泉今日子の魅力を大特集します。

主演でも助演でも、唯一無二の存在感!

※写真はAmazonより『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』

1997年にフジテレビ系列で放送スタート、社会現象にもなった大ヒットドラマ『踊る大捜査線』。放送終了後も数多くのスペシャルドラマや劇場版が作られた大ヒットシリーズです。

その劇場版『踊る第走査線 THE MOVIE 2レインボーブリッジを封鎖せよ』(1998年)『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(2010年)で小泉今日子が演じたのは、犯罪マニアの奇人、日向真奈美。歯列矯正器具をキラキラさせながら笑う姿は、なんとも不気味。ちょっとした目の動きやしぐさで得体の知れないサイコパスを見事に演じ 、その怪演ぶりに驚いたスーパーアイドル時代からのファンも多いのではないでしょうか。

ちなみに、歯科医に矯正器具を実際に付けてもらって、撮影に臨んだとのこと。いま観ても背中がゾクッとくる名演技です。

※写真はAmazonより 『空中庭園』

直木賞作家・角田光代の同名小説を豊田利晃監督が映画化した『空中庭園』(2005年)。“家族間で秘密は作らない”というルールの下で暮らす家族の、崩壊と再生を描いたブラック・コメディです。

小泉今日子扮する主人公・絵里子は、愛する夫と子どもたちに囲まれて暮らす幸せな主婦。明るく良妻賢母にふるまう一方で、心には深い闇を抱えているという女性の二面性を見事に演じています。人間臭い狂気をリアルに体現出来るのも、彼女の女優としての魅力と言えるでしょう。

※写真はAmazonより 『グーグーだって猫である』

猫好きにとってたまらない映画、それが『グーグーだって猫である』(2008年)。アメリカン・ショートヘアの猫“グーグー”をはじめとする猫たちと作者・大島弓子の生活を綴った漫画エッセイを、犬童一心監督が映画化しました。

以前から大島弓子の大ファンだったという小泉今日子。クルクル変わるグーグーと触れ合う彼女の柔らかな表情に、あなたもきっと癒されることでしょう。そして、細野晴臣とのデュエットで主題歌を担当しているのも、ファンとしては嬉しい一作です。

そして小泉今日子最新作となるのが、9月21日から全国公開される『食べる女』。年齢も職業も価値観も違う8人の女性たちの日常を通して、“食”と“性”を描き出した衝撃作。原作者の筒井ともみ自ら小泉今日子にラブコールを送り、出演が実現しました。

彼女が演じるトン子は、迷える女たちにおいしいゴハンを食べさせて、元気にするのが大好きな女性。あなたも“おいしい宴”に参加してみてはいかが?

<作品紹介>
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
DVD&Blu-rayリリース
監督:本広克行
出演:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、伊集院光、稲垣吾郎、岡村隆史、小栗旬、小泉今日子 ほか

空中庭園
DVD&Blu-rayリリース
監督・脚本:豊田利晃
原作:角田光代(文藝春秋、文春文庫刊)
出演:小泉今日子、板尾創路、鈴木杏、広田雅裕、國村隼、瑛太、勝地涼、ソニン、永作博美、大楠道代 ほか

グーグーだって猫である
DVD&Blu-rayリリース
監督・脚本:犬童一心
原作:大島弓子(角川文庫刊)
出演:小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、森三中(大島美幸、村上知子、黒沢かずこ)ほか

食べる女
2018年9月21日から全国東映系にて公開
監督:生野慈朗
原作・脚本:筒井ともみ『食べる女 決定版』(新潮文庫刊)
出演:小泉今日子、 沢尻エリカ、前田敦子、 広瀬アリス、山田優 、壇蜜、 シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人 ほか
©2018「食べる女」倶楽部
公式サイト http://www.taberuonna.jp/

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