カターレ3連敗 群馬に0−1

 明治安田J3第23節は16日、各地で5試合があり、カターレ富山(暫定14位)は県総合運動公園陸上競技場でザスパクサツ群馬(同5位)に0−1で敗れた。安達亮監督就任後初の3連敗で、通算成績は7勝13敗2分け。順位は変わらない。

  富山は前半、ボールを保持しながらチャンスをうかがうも、シュートまで持ち込めない時間が続いた。速攻などから攻め込まれる場面もあったが、GK永井の好セーブでゴールを割らせず、0−0で折り返した。

 後半も主導権を握って攻勢を強めた。9分にMF木村のヘディングシュート、13分にはMF椎名のFKが枠をとらえたが相手GKに阻まれた。すると21分、クロスからMF高橋駿太(富山第一高出)に頭で合わせられ失点。その後もパワープレーなどで反撃に出たがネットを揺らすことはできなかった。

 次戦は29日午後1時から、神奈川県のShonanBMWスタジアム平塚でYSCC横浜と対戦する。■3試合同じ負け方 富山は攻撃の時間を多くつくりながらも点が取れず、数少ないチャンスをものにされて失点。反撃も実らず3連敗を喫し、安達監督は「ここ3試合は同じ負け方をしている。何とか修正しないといけない」と厳しい表情で話した。

 立て続けに得点機を迎えたのは後半の立ち上がり。椎名の直接FKやCKから谷奥が放ったヘディングシュートなど何度もチャンスを生み出した。だが相手GKにことごとくはじき返されると、逆にCKの流れから先制を許し「先にセットプレーから点を取っていれば」と谷奥。

 才藤や木村がワンタッチパスの連係でペナルティーエリア内への進入を試みる場面もあった。新たな攻撃の形を見せたが点には結び付かず、才藤は「サイド攻撃だけではなく、中央からも崩すことを意識した。距離感は良かったが、イメージを共有できていなかった」と悔やんだ。

 次戦までは約2週間空く。指揮官は「サッカーで一番難しい『点を取る』という課題を練習で突き詰めていきたい」と前を向いた。(社会部・久保智洋)◇木本さん引退試合も◇ 試合前には、昨季限りで現役を引退した木本敬介さん(現カターレ富山普及育成コーチ)の引退試合が行われ、サポーターらが最後のプレーに声援を送った。

 かつて富山で戦った元選手で構成する「ケイスケフレンズ」と、歌手のナオト・インティライミさんらサッカー好きの著名人や元Jリーガーでつくる「SWERVES」が対戦。木本さんは現役さながらのスピードに乗ったドリブルで会場を沸かせた。

 ディエゴ・加藤・マラドーナさんら芸人も多く参加し、スタジアムに笑いを巻き起こしていた。

 試合後、今年4月に現役引退を発表した元富山の國吉貴博さんと木本さんの引退セレモニーが開かれ、サポーターや家族に感謝の言葉を述べた。富山 0 - 1 群馬0 (前半) 0 0 (後半) 1 ▽得点者【群】66分 高橋▽交代【富】70分 才藤→瀧谷   70分 木村→大谷   82分 進藤→ルーカス ダウベルマン【群】64分 大島→山崎   84分 小林→大久保   88分 高橋→坪内▽警告【群】45分 碓井   57分 舩津   74分 山崎▽シュート【富】14【群】10▽観衆 3162人【富山】GK 1 永井 堅梧 DF 3 代 健司 DF 19 柳下 大樹 DF 28 谷奥 健四郎 MF 6 差波 優人 MF 10 新井 瑞希 MF 14 川上 エドオジョン 智慧 MF 20 進藤 誠司 MF 22 椎名 伸志 MF 41 木村 裕 FW 11 才藤 龍治 控えメンバーGK 21 太田 岳志 DF 15 ルーカス ダウベルマン DF 16 弓崎 恭平 MF 2 脇本 晃成 MF 7 佐々木 陽次 FW 18 瀧谷 亮 FW 27 大谷 駿斗 【群馬】GK 21 松原 修平 DF 13 久木田 紳吾 DF 2 舩津 徹也 DF 40 小柳 達司 MF 29 星原 健太 MF 8 風間 宏希 MF 33 碓井 鉄平 MF 7 高橋 駿太 FW 6 小林 竜樹 FW 15 金城 ジャスティン俊樹 FW 27 大島 康樹 控えメンバーGK 23 朴 昇利 DF 28 長谷川 巧 DF 4 坪内 秀介 MF 17 鈴木 崇文 MF 30 松下 裕樹 FW 39 大久保 哲哉 FW 50 山崎 雅人

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