朝乃山、宝富士を寄り切り6勝目 秋場所8日目

 大相撲秋場所8日目は16日、東京・両国国技館であり、西前頭5枚目の朝乃山(24)=富山市呉羽町出身、高砂部屋=は東前頭8枚目の宝富士(伊勢ケ浜部屋)を寄り切った。中日を6勝2敗でターンし、後半戦に向けて「挑戦者のつもり。集中していきたい」と話した。後半は、元関脇琴ケ梅(富山市八尾町出身)が1990年夏場所に最後に小結を務めて以来28年ぶりとなる県出身力士の三役を目指す土俵が続く。

 朝乃山は、31歳の近畿大の先輩と初対戦。けんか四つで差し手争いとなり、得意の右をのぞかせた。だが、巻き替えられてもろ差しを許し、右を再び差した後、左からおっつけて寄りたてた。

 宝富士とは近畿大OB会で顔を合わせることはあるが、プライベートではさほど交流はないという。快勝で白星を上積みし、「後輩も頑張っていると思ってほしい」と話した。

 前に出る相撲を続け、連敗していないためか、支度部屋では表情が穏やかだった。9日目は元大関で通算100場所目を迎えている西前頭8枚目、琴奨菊(佐渡ケ嶽部屋)と初対戦する。「負けてもいいから思い切って取る」と闘志を燃やした。(東京支社編集部長・北崎裕一)

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