【MLB】田中将大、WCゲーム先発候補に急浮上 米紙も悩む「タナカは並外れていた」

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ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

中4日ローテなら、順番としてはハップ先発だが…

 ア・リーグのワイルドカードでポストシーズン進出が濃厚となっているヤンキース。1発勝負のワイルドカードゲームの先発投手について、地元メディアはここまで3連勝中で12勝(5敗)を挙げている田中将大投手を候補に挙げている。

 地元メディアの「ニュージャージー・ドットコム」はワイルドカードの先発候補にJ.A.ハップと田中将大の2人の名前を挙げている。

 ブルージェイズから移籍後、6勝0敗、防御率2.70とエース級の活躍を見せる左腕ハップと、9月に入って3戦3勝、21イニングで自責点1、20イニング連続無失点と抜群の安定感を見せる田中はいずれ劣らぬ好調ぶりを見せているが、記事では「プランAは明らかにハップ。18日(日本時間19日)のレッドソックス戦に先発するが、ヤンキースがこの先のローテーションを変えるつもりがないなら、10月3日(日本時間4日)のアスレチックスとのワイルドカードゲームに中4日で登板することになる」と、第1候補にハップを指名した。

 確かに、中4日でローテを回すと、ハップは18日レッドソックス戦、23日オリオールズ戦、28日レッドソックス戦、そして3日のワイルドカードゲームにきっちり回ってくる。しかし同記事では、「アーロン・ブーン監督とラリー・ロスチャイルド投手コーチがプランBに踏み切るまで、マサヒロ・タナカがシーズン最高の活躍を続けるかどうか、見る必要がある」と田中の可能性にも言及。

 9月に入り抜群の安定感を見せる田中に「3試合連続でタナカは並外れていた。金曜日(14日)夜は6回無失点、8奪三振を記録し、ヤンキースはブルージェイズ戦を11-0で勝利した。試合後、ブーンは判断に移ろうとしていることを認めた」と、勢いに乗る右腕を指名する可能性があることを報じている。。

 エースのセベリーノも候補のひとりとはしているが、5日のアスレチックスとの直接対戦で2回2/3、6安打6失点(5自責点)KOを食らったことで可能性は遠のいたと予測。ハップと田中の数字的な比較を掲載している。

数字的には両者ともほぼ拮抗

〇今季成績

ハップ 28試合に登板し16勝6敗、防御率3.75(ブルージェイズ在籍時と合算)
田中 25試合に先発し12勝5敗、防御率3.47。。直近の6先発で3勝2敗、防御率1.80。過去3試合では3勝0敗、防御率0.45、24奪三振、3四球。

〇アスレチックス戦

ハップ 1度だけ登板しており、好投した。先週水曜日(12日=日本時間13日)、6イニングを投げ無失点。勝敗はつかなかった。

田中 アスレチックス戦に登板していない。

〇アスレチックスがワイルドカード1位となり、敵地での試合となった場合

ハップ オークランドで通算6登板(5先発)、1勝1敗、防御率4.31。
田中 オークランドで通算2登板(2016、2017年)、1勝1敗、防御率4.91。

〇本拠のヤンキー・スタジアムでの成績

ハップ 5試合の先発で4勝0敗、防御率3.35。
田中 11試合の先発で5勝5敗、防御率3.36。

 記事では最後に「これらすべてが、ブーン監督が決断する際の要素となるだろう」と結んでいるが、こう並べてみると、ハップと田中は数字的にほぼ拮抗している。違うのは、ハップは左腕、田中は右腕であること。ブーン監督はどちらを指名するか、ギリギリまで考えることになりそうだ。(Full-Count編集部)