中国の国産航空機、アフリカ市場参入へ

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 【新華社海口9月16日】中国複合企業の海航集団(HNAグループ)と航空機メーカーの中国商用飛機(COMAC)は14日、海南省海口市で「国産航空機のアフリカ市場開拓に関する了解覚書」に調印した。両者は今後、「一帯一路」構想に基づき、アフリカ市場で一定規模を持ち市場化された国産航空機運用の実現を目指す。

 海航集団は調印内容に基づき、グローバルな路線運営と航空ネットワーク資源による強みを十分に活かし、アフリカ・ガーナのアフリカ・ワールド航空(AWA)などの航空会社を中心に国産の新リージョナル機ARJ21をアフリカ市場に投入する。海航集団と中国商用飛機はアフリカ地区の航空網の整備に積極的に参画し、航空機のメンテナンスやパーツ支援、人材育成などの分野で協力を展開、アフリカにおける国産航空機のサービス・保証体系を共同で構築していく。アフリカでの国産航空機リース会社設立を模索し、国産民間用航空機の販売を後押しする。

 中国商用飛機の賀東風(が・とうふう)董事長は、同社が海航集団など国内の航空会社と共に「一帯一路」構想がもたらすチャンスを十分に活用し、イノベーションを用い商用航空機と民間航空輸送業による夢の共同体を作り上げていくと表明した。また、中国の商用航空機の「市場への道」「産業化の道」「海外進出の道」を共に模索し、競争力のある中国航空ブランドを作り上げていきたいと述べた。

 海航集団の陳峰(ちん・ほう)董事長は、アフリカの航空インフラは比較的立ち遅れているが、その分市場潜在能力は大きいと語った。陳氏は同社が「中国・アフリカ協力」の発展という歴史的チャンスを掴み、中国商用飛機と共に中国の「一帯一路」構想に積極的に携わり、市場余地を共同で模索することで、国産航空機の海外進出を進めていくと表明した。