「3代目鍋太郎」が芋煮デビュー 配食1万2695人、ギネス認定も

 第30回となる山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」が16日、山形市の馬見ケ崎川河川敷で開かれ、直径6.5メートルの日本一の大鍋「3代目鍋太郎」がデビューした。3万食分の大鍋による芋煮は、鍋などを持ち込んだ人を含めて時間内に1万2695人に配られ、「8時間で最も多く提供されたスープ」としてギネス世界記録に認定された。

 芋煮は里芋3トン、山形牛1.2トンなど県産食材をふんだんに使い、しょうゆ仕立てで調理。4時間半で配食目標の5千人を大幅に上回り、公式認定員からフェスティバル協議会の清野伸昭会長と名誉会長の佐藤孝弘山形市長に認定証が手渡された。

 鍋太郎は日本一の称号を奪い返すべく2代目から直径が50センチ大きくなり8月に完成。山形新聞などによる山形サポートのガバメントクラウドファンディング(GCF)で製作費の一部を調達した。

 GCFに寄付した山形市上町5丁目の医師佐藤明さん(52)は「3人の子が大人になった時に伝えられるよう記録に残る形で協力したかった」、宮城県東松島市大塩小3年の渥美蒼也(そうや)君(9)は「普通の芋煮よりおいしく感じた」と笑顔で頬張った。

©株式会社山形新聞社