一番くじは月宮殿山 大津祭の曳山巡行

紙に包まれたくじの中から一番を引き当てた月宮殿山の栢口さん(16日午前10時17分、大津市京町3丁目・天孫神社)

 国の重要無形民俗文化財の大津祭で、本祭の曳山(ひきやま)巡行順を決めるくじ取り式が16日、大津市京町3丁目の天孫神社で行われた。先頭を行く「くじ取らず」の西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)に続く一番くじは、上京町の月宮殿山(げっきゅうでんざん)が2年ぶりに引き当てた。

 祭り関係者や氏子らが見守る中、曳山責任者らが本殿に上がり、神前のくじを厳かに手に取った。境内の舞殿で一斉に開くと、各責任者が順に町名と曳山名を名乗った。

 一番くじを披露した月宮殿山の曳山責任者栢口智司さん(54)は「光栄です。平成最後のいい祭りだったと言ってもらえるよう、素晴らしいお囃子(はやし)を奏でたい」と話した。

 同日夜には各町で囃子の練習が始まり、約1カ月にわたる祭りが幕を開けた。曳山を組み立てる「山建て」は30日、10月6日に宵宮があり、7日に本祭を迎える。

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