気鋭の新人、レディース杯で輝く

 女子プロゴルフのステップ・アップ・ツアー「第9回山陽新聞レディースカップ」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催)最終日は16日、玉野市の東児が丘マリンヒルズGC(6380ヤード、パー72)で決勝ラウンドがあり、2位タイで出た20歳のルーキー河本結が通算14アンダー、202で初優勝を飾った。河本は同ツアー今季2勝目。

  ◇ きら星のごとく、ルーキーが輝きを放った。東児が丘マリンヒルズGC(玉野市)で16日まで行われた女子プロゴルフのステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」。通算14アンダーで栄冠を手にした河本結選手(20)らハイレベルな戦いを繰り広げる新人の美技に、同ツアー史上最多の1万6千人近いギャラリーが酔いしれた。

 瀬戸内の女王の座を懸け、108人が挑んだ大会は7月のプロテスト合格者のうち13人が出場。予選を通過した9人中、3人がトップテン入りを果たす。河本選手と最終ホールまでもつれるデッドヒートを繰り広げた2位林菜乃子選手(21)は「同期みんなが応援してくれていた。一緒にレギュラーツアーで戦えるようになりたい」と先を見据えた。

 ステップ・アップ・ツアー屈指の集客力を誇る大会。ワンプレーごとに起こる歓声や拍手、熱心なファンの存在も好プレーを後押しした。「見られていると力が出る。ありがたい」と“アウェー”の台湾女子ツアーで1勝している5位の脇元華選手(20)。プロテストで1打及ばず、単年登録プロとして参戦した丹萌乃選手(21)=作陽高出=も8位に入り「たくさんの友人が応援に来てくれ、プレーするのが楽しかった」と振り返った。

 「瀬戸内から世界へ」をキャッチフレーズに始まった大会は、ことし9回目を迎えた。今季レギュラーツアーで初優勝を飾った新垣比菜選手(19)ら、この舞台を経験し、大きく羽ばたいた若手は少なくない。

 「私は絶対、世界に行きたい」—。激闘の余韻が残る18番ホールで行われた優勝インタビュー。河本選手は力強く次代のヒロイン候補に名乗り出た。

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