NY春夏コレクションに「中国旋風」 世界的ファッションリーダーが中国デザインを賞賛

NY春夏コレクションに「中国旋風」 世界的ファッションリーダーが中国デザインを賞賛

 【新華社ニューヨーク9月16日】2019春夏ニューヨーク・ファッション・ウイーク(NYFW)が12日に幕を下ろした。20を超える中国本土のブランドと中国系デザイナーブランドが登場し、今季参加ブランドの4分の1を占めた。中国人デザイナー作品の世界進出がますます進み、世界的ファッションリーダーらの歓迎を受けた。

 中国人デザイナー王陶(おう・とう)氏はNYFWの常連。今回は「満開」をテーマにしたショーを披露した。

 中国人ファッションデザイナー 王陶氏

 新世代の働く女性たちは大勢の中で抜きん出ることを恐れていないことにふと気づきました。彼女たちは女性らしさと厳粛なオフィス生活を結びつけることができます。これは間違いなく私のデザインに多くのインスピレーションを与えています。

 【解説】トランプ米大統領の次女ティファニー・トランプ氏も最前列でショーを鑑賞した。ティファニー氏は長年にわたり、重要な公の場で王陶氏の作品を幾度となく着用してきた。当日身にまとっていたのも王陶氏がデザインした青いスーツで、彼女の登場は会場の注目を浴びた。

 トランプ米大統領次女 ティファニー・トランプ氏

 本当に驚きです。王陶氏は、洗練さと流行、前衛の間で自らの立ち位置を見出しています。私たちは何度も交流してきましたが、今回のシリーズのインスピレーションの一部は私から得たと言っています。私がピンク(といったあでやかな色合い)や、革が少し入っているのを好むからです。彼女は毎回こうした要素を巧みに一着の服に融合してみせるのです。まったく信じられません。彼女のデザインからは強さを感じます。女性の自立した一面を示すと同時にちょっとした細部で女性らしさも表しています。王陶氏はこの2つを見事に融合させます。彼女の服を見ているととても興奮します。新シリーズの作品も沢山着ることができればと思います。

 【解説】ウォール街で長年奮闘してきたベテランファンドマネージャーの張韵(ちょう・いん)氏も、王陶氏の忠実な「ファン」だ。

 ウォール街のベテランファンドマネージャー 張韵氏

 彼女のデザインは、職業女性の持つ女性らしさや優雅さを示すと同時に、力強いパワーも秘めています。王陶氏が今回発表した服は実用性にとても優れていると思います。どの服もそのままオフィスに着て行けます。

 【解説】中国のダウンジャケット大手、波司登(ボストン)のNYFW初登場も注目された。当日披露されたダウンジャケットシリーズは、裁断も色彩も大胆かつ前衛的で、ハイテク生地を大量に用い、人びとのダウンジャケットに対する固定観念を覆した。ハリウッドスターのアン・ハサウェイ氏やジェレミー・レナー氏らも最前列でショーを鑑賞し、波司登の「中国風」デザインを支持した。

 このほか、中国のECサイト大手天猫(Tmall)とネットサービス大手のテンセント(騰訊控股)もそれぞれチームを組んでNYFWに進出し、江南布衣(JNBY Design)や森馬(SEMIR)、李寧(LI-NING)などのファッションブランドが続々と世界のファッションの大舞台に登場した。中国デザインは世界のファッション界で注目と好評を獲得しつつある。(記者/張墨成、長遠、孫儷原)

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