旧北国街道、ホコ天で活気 野々市でイベント

 地域活性化イベント「第8回北国街道野々市の市」(北國新聞社後援)は16日、野々市市本町地区の旧北国街道一帯で開催された。歩行者天国となった通りには地元特産物などを並べたテントや飲食ブースが連なり、多彩な催しで活気づいた。野々市じょんから踊りの踊り流しも行われ、時折小雨が降る中、約6千人(主催者発表)が街道に繰り出した。

 「街道と子ども達」をテーマに、人工知能(AI)を活用したじゃんけんコーナーや野々市クイズ、移動動物園といった子ども向けの企画が目立った。

 同市菅原小児童や市ボランティア探検隊飛鳥(あすか)メンバーは地域の伝承を題材にした紙芝居を披露し、地元の伝説「弁慶の力石」にちなむ投てきコンテストや、ミニ機関車の乗車体験が人気を集めた。

 市のキャラクター「のっティ」をはじめとする、県内のゆるキャラが駆け付け、記念撮影する親子で人だかりができた。

 踊り流しでは、野々市じょんから節保存会員や地元の児童らが優雅に舞った。一般公開された街道沿いの町家では市内の中高生が茶席を設け、生け花作品が趣あるたたずまいに彩りを添えた。金沢工大や県立大、金城大生もステージ発表や出店などで協力し、市選管が選挙啓発を行った。

 来春の開館に向け、街道近くで建設が進む地域中心交流拠点施設の工事現場駐車場には、見学台も設けられた。樫田彰久野々市の市実行委員長は「来年は新たな施設も舞台に、さらに盛大に開催したい」と意欲を語った。

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