【台湾プロ野球】台湾の元本塁打王・高國輝 故障と戦いながらも奮闘中

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 現在、日本球界が注目している台湾人選手といえばラミゴモンキーズに所属する王柏融(ワン・ボーロン)だ。彼は2年連続打率4割を達成したことにより脚光を浴び、来季の獲得候補に入れている球団もあるだろう。その一方で台湾には留まるが、元本塁打王も力を発揮している。それが高國輝(ガオ・グォフェイ)だ。

  32歳の高は元々、1度は台湾プロ野球を経ずに渡米し、メジャーリーグを志した選手。2006年にマリナーズに入団し、2Aまで昇格するも目立った成績を残すことができず台湾に戻ってきた。その後は2012年に義大ライノズ(現富邦ガーディアンズ)にドラフト2位指名を受けてプレーを続けることになる。

  高は右の長距離砲としてチームでは主軸として活躍。入団2年目の2014年にはわずか52試合の出場ながら18本塁打を放ち、タイトルを獲得した。さらに驚くべきことはその翌年、全120試合(※台湾球界は前後期制で60試合ずつ開催)で39本塁打を放ち、シーズン記録を更新した。こうして活躍を続け3年連続本塁打王に輝いた実績もある。

  今や故障との戦う日々が多くなったことに加えて王の台頭により高の存在感が薄れてしまった印象があるものの、去る9月14日の中信兄弟戦で「6番・左翼」でスタメン出場し今季9号ソロを含む2安打3打点の活躍をみせた。

  本塁打王になった当時の輝きはまだまだ取り戻せてはいないものの、32歳となった今でも奮闘している。富邦は現在3位であり台湾シリーズ進出は厳しい状況にあるが、シーズン最後まで背番号28は自慢の長打力でチームを勝利に導く。