大村工 男子14連覇 ソフトボール県高校新人大会

 県高校新人大会は16日、各地で4競技が行われ、ソフトボールの男子は大村工が決勝で島原工を3-0で退けて14年連続14度目の優勝を飾った。

◎エース迎、11奪三振で完封 新チームも攻守そつなし

 ソフトボール男子は大村工がV14を達成。決勝はエース迎の力投と、そつのない攻撃で島原工を退けた。納冨コーチは「準決勝で守りのミスはあったが、負けられない重圧の中、粘り強く戦った」と選手たちに及第点を与えた。
 迎は前日の準決勝の佐世保西戦で12回を投げきった疲れを見せず、3安打11奪三振で完封した。187センチの長身から力のある速球を投げ込み、四回無死二塁のピンチは4~6番を連続三振。続く五回も3者三振に仕留めた。攻めては1-0の三回、主将小笹の適時打などで2点を追加。3盗塁も効果的だった。
 8月の全国高校総体(インターハイ)は準優勝。この日のスタメンには、その時のベンチ入りメンバー7人が名を連ねた。目標の日本一に向け、小笹は「内野の連係を磨き、勝負強さを身に付けたい」、迎は「県内のライバルも強いが、自分の投球でチームを引っ張る」と力強かった。

【ソフトボール男子決勝、島原工-大村工】3安打11奪三振で完封した大村工のエース迎=諫早市、なごみの里運動公園

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