Rソックスがメッツとの接戦を制し3年連続地区優勝へマジック「2」

3年連続の地区優勝まであと少しだ。日本時間9月17日に行われたレッドソックスとメッツによる交流戦は終盤に勝ち越したレッドソックスが逃げ切って勝利。これでチームは今季103勝目を挙げ、同時に優勝へのマジックナンバーを「2」とした。

前日にインディアンスがひと足先に地区優勝を決めていることもあり、今季唯一の100勝超えをしているレッドソックスとしてはこちらも早く優勝を決めたいところ。今試合の先発はエースのクリス・セール。そしてメッツもジェイコブ・デグロムを先発させたことで緊迫した投手戦が予想された。そして先制したのはホームのレッドソックスだった。1死一・三塁からムーキー・ベッツの犠牲フライで先制すると続くブロック・ホルトに2ランが飛び出して一挙3得点を挙げて試合の主導権を握った。

セールはわずか3イニングで降板もブルペン陣の細かい継投で4-3となんとか1点差を守り切って勝利した。対するメッツはデグロムが7回3失点の好投、打線では6回にマイケル・コンフォートが適時二塁打、7回にはアメッド・ロサリオにも適時打が飛び出し一時は同点としたが8回、アンドリュー・ベニンテンディに決勝の犠牲フライを許して許して惜しくも1点差の接戦をモノにすることができなかった。

これでマジック2となったレッドソックスだったが、心配な出来事も起こっている。それは今試合でベッツが左わき腹を痛めて途中交代したことだ。試合後、アレックス・コーラ監督によると彼の状態は良いとのことで日本時間9月19日からのヤンキース3連戦には出場できる見込みだという。敵地、ヤンキー・スタジアムでの3連戦となるがライバルの目の前で地区優勝を決める可能性が高い。本日の試合で先発したセールも試合後に「(3年連続の地区優勝は)素晴らしいことだよ。できればホームで達成したかったけどそれは難しい。それでもどこにいても楽しむことができると思うよ」と優勝目前の心境を語っている。チームは次なる勝利に向けて全力を尽くす。

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