【平成の長崎】コイ釣りに子どもたち歓声 長崎の深堀さん宅 平成5(1993)年

 長崎市出雲2丁目、長崎珠算振興会会長、深堀義雄さん(67)は5月5日、自宅庭のプールを子どもたちに解放、コイ釣り大会を開いた。
 両親が忙しくて遊んでもらえない子どもたちのためにと、こどもの日に毎年開いており、今年で18回目。今ではすっかり近所の"名物行事"になっている。
 近くの園児や小学生、父母ら約150人が参加。コイやフナ500匹を放したミニプール(縦3㍍、横2㍍、深さ80㌢)を釣り堀に見たて、エサや釣り道具を受け取った子どもたちが次々と糸を垂れた。10匹以上釣るとトロフィーがもらえるとあって真剣そのもの。歓声を上げながら色鮮やかなコイなどを釣り上げていた。(平成5年5月9日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

深堀さん宅のミニプールでコイ釣りを楽しむ子供たち

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