【卓球】丹羽孝希が全日本社会人制す 決勝は青森山田同級生対決<全日本社会人選手権>

*写真は丹羽孝希(Tリーグ・琉球アスティーダ)

<第52回全日本社会人卓球選手権大会(徳島県:アミノバリューホール) 2018年9月15日〜17日>

17日、15日から開催されていた全日本社会人選手権が最終日を迎え、男子、女子シングルスの準々決勝〜決勝が行われた。

男子シングルス決勝には丹羽孝希と、町飛鳥が進出し、青森山田高校の黄金時代を築き上げた2人の同年代対決となった。

町飛鳥は2014年の全日本選手権シングルス決勝に進出するなど、高校卒業後も着実に実力を伸ばしていた。町は序盤のリードを生かし、ゲームカウント3-2と優勝に王手をかける。しかし国際大会の経験豊富な丹羽が粘りを見せフルゲームに持ち込むと、丹羽が4-3の大接戦で優勝を決めた。

丹羽は昨年、同大会の決勝で上田仁(岡山リベッツ)にゲームカウント3-4のフルゲームで敗れていたため、雪辱を果たした。

丹羽は10月24日から開幕する卓球新リーグ・Tプレミアリーグ、琉球アスティーダに所属することが決まっており、琉球アスティーダの早川球団代表は「丹羽選手優勝おめでとう!丹羽選手は、Tリーグ、琉球アスティーダをチームのエースとして引っ張ってくれると確信しております!さらには世界トップレベルの選手である丹羽選手が世界の舞台、東京五輪で活躍してくれることを期待しております!」とコメントした。

全日本社会人選手権 男子シングルス決勝結果

○丹羽孝希 4-3 町飛鳥
5-11/7-11/11-8/11-8/9-11/11-9/11-9

全日本社会人選手権 最終結果

男子シングルス

<優勝>
丹羽孝希(スヴェンソン)

<準優勝>
町飛鳥(シチズン時計)

<ベスト4>
高木和卓(東京アート)、大矢英俊(東京アート)

女子シングルス

<優勝>
平侑里香(サンリツ)

<準優勝>
森薗美咲(日立化成)

<ベスト4>
森薗美月(木下グループ)、成本綾海(中国電力)

男子ダブルス

<優勝>
松下海輝/藤村友也(日鉄住金物流)

<準優勝>
鹿屋良平/有延大夢(リコー)

<ベスト4>
松平賢二/平野友樹(協和発酵キリン)、横山輝/徳島剛(原田鋼業)

女子ダブルス

<優勝>
森美紗樹/平野容子(豊田自動織機)

<準優勝>
平侑里香/松本優希(サンリツ)

<ベスト4>
小道野結/永尾尭子(デンソー)、松澤茉里奈/高橋真梨子(十六銀行)

文:ラリーズ編集部
写真提供:琉球アスティーダ

© 株式会社ラリーズ