老人ホームに即席「バー」

 長崎県西彼長与町高田郷の住宅型有料老人ホーム「ブルーインの森」(熊浩輔代表)で、入居者の長寿を祝うカクテルパーティーがあり、ジャズが流れる中、お年寄り約50人が非日常の雰囲気を楽しんだ。

 入居者らが日ごろ使っている1階レストランを、カウンター席を設けたりジャスを流したりして、即席の“バー”に模様替え。長崎市内でバーを経営する男性らプロのバーテンダー4人が訪れ、この日のために考案した色とりどりのノンアルコールカクテル3種をその場で作った。お年寄りらはその様子を楽しみながら、グラスを傾けていた。

 入居者の女性(89)は「プロの方がいるとすてき。いつもと違う雰囲気に浸れた」とうれしそうに話した。

ノンアルコールカクテルとバーの雰囲気を楽しむお年寄り=長与町、ブルーインの森

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