福島市、防護服姿の像の撤去開始

「原発事故の風評増幅」批判で

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撤去作業が始まった、防護服姿の子どもの立像「サン・チャイルド」=18日午前、福島市

 福島市は18日、JR福島駅近くに設置した防護服姿の子どもの立像「サン・チャイルド」の撤去作業を始めた。「東京電力福島第1原発事故の風評被害を増幅する」などと批判が出ていた。

 高さ約6.2メートルの像を3日かけて解体し、市の施設で保管する。その後の扱いは未定。

 通院で前を通っていたという女性(74)は「市内の放射線量は既にかなり低く、個人的に風評のことは気にならなかった。撤去されてかわいそうにね…」と残念そうだった。

 像は、現代美術家ヤノベケンジさんが東日本大震災をきっかけに2011年に制作。放射性物質の心配のない世界を取り戻した未来を表しているという。