長崎県内随一の進学校に通う15歳 文武両道貫き成長

小関(青雲中) 競泳で国体県勢入賞第1号

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 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」は17日、福井、石川両県で先行開催の水泳(競泳、飛び込み)など3競技が行われ、長崎県勢は競泳少年女子B100メートル平泳ぎの小関葵(青雲中)が、1分11秒70で今大会の長崎県勢入賞第1号となる6位入賞を果たした。クレー射撃トラップ団体は47位だった。

 競泳の少年女子A50メートル自由形は池江璃花子(東京・淑徳巣鴨高)が自身の大会記録に並ぶ24秒33でV2を達成。ハンドボールの成年女子決勝は北国銀行の石川が広島メイプルレッズの広島を24-14で下し、少年男子決勝は氷見高の富山が北陸高の福井に28-27で競り勝った。

 会期前実施の4競技はこれで全日程を終了。次は25日に福井市で自転車競技が始まり、29日に総合開会式が行われる。

 ■文武両道貫き成長

 文武両道を貫く中学3年生が、今大会の長崎県勢入賞第1号となった。競泳少年女子B100メートル平泳ぎで小関(青雲中)が6位入賞。高校生と一緒に競った初舞台で結果を出して「いろんな人の期待が集まる国体特有の雰囲気を楽しめた」と声を弾ませた。

 予選を全体8位のタイムで通過して、この時点で入賞を決めた。決勝は後半失速した予選の反省を生かし、前半を抑えながら6位でターン。そのまま順位を落とさずに1分11秒70でゴールした。記録が出にくい屋外プールだったが、自らの県記録(1分11秒15)に迫る好タイムだった。

 今季は両膝の故障で出遅れた。8月の全国中学大会は自己記録から1秒以上遅れて予選落ち。それでも、焦らず、諦めずに努力を重ねた。指導する北村監督(ビート長崎)は「両膝はまだ本調子ではないが、前向きに練習してくれた」とその姿勢を高く評価した。

 長崎県内随一の進学校に通う15歳は毎朝7時前に自宅を出て、下校後は直接スイミングクラブに向かい、夜9時に帰宅する日々を送っている。「ハードな方が集中できるし、充実した毎日を楽しめる」。勉強も競技も手を抜かない生活を高校生になっても続けるつもりだ。

【競泳少年女子B100メートル平泳ぎ決勝】1分11秒70で6位と健闘した小関(青雲中)=敦賀市総合運動公園プール