いよいよ今季もUEFAチャンピオンズリーグの戦いが始まる。
ここでは、『Squawka』による「今季のCLで最強の攻撃陣TOP10」を見てみよう。
10位 インテル(イカルディ、ペリシッチ、ケイタ・バルデ)
CLに戻ってきたインテル、見るにはいいチームだ。今季はフォーメーションが変わるかもしれないが、そのアタッキングトリオは“そそる”。
鋭いドリブラーであるケイタ・バルデはウィングフォワードとして、決定力のあるペリシッチにチャンスを供給するだろう。
そして、インテルには欧州で最もエキサイティングなストライカーのひとりであるマウロ・イカルディがいる。ボックス内でどんな形でもフィニッシュする準備は整っているはずだ。
9位 マンチェスター・ユナイテッド(リンガード、ルカク、アレクシス・サンチェス)
ロメル・ルカクとアレクシス・サンチェスが揃った試合では、ユナイテッドの攻撃は最高にデンジャラスになりうる。特にジェシー・リンガードを加えた場合には。
アーセナルではウィンガーよりもストライカーになりつつあったアレクシス。だが、襲撃ストライカーとしてルカクが中央にいるなら、ワイドでのプレーにおいても彼は最大限に効力を発揮できる。
そして、エクストラとしてのリンガードは中盤とリンクしてクリエイティブな任務を担う。
8位 バイエルン(ロッベン、レヴァンドフスキ、リベリ)
信じられないかもしれないが、ロッベン、レヴァンドフスキ、リベリのアタッキングトリオはいまだに健在だ。
互いのプレースタイルを讃えあっているウィングの2人。リベリはスローなクリエイターとして振る舞い、ロッベンはスピードで相手DFを攻撃しカットインから左足を一閃する。
さらにレヴァンドフスキまでいることで、バイエルンはどこからでも脅威を作り出せる。
7位 アトレティコ・マドリー(グリーズマン、ジエゴ・コスタ)
ジエゴ・コスタの復帰によって、シメオネ監督は最高の2トップを手に入れたといえるはずだ。
コスタは絶対に相手にしたくない選手であり、ゴールをこじ開けるためにそのパワーと攻撃性を使う。そして、テクニックと俊敏性を併せ持つグリーズマンは相手陣で舞う”。
6位 マンチェスター・シティ(マフレズ、アグエロ、スターリング)
シティはピッチ内外で超リッチであり、攻撃的選手たちも溢れかえっている。
だが、CLでのチョイスは、スピード&狡猾さ&フィニッシュを備えたスターリング、マフレズ、アグエロの3人になりそうだ。
5位 ユヴェントス(ドウグラス・コスタ、マンジュキッチ、ロナウド、ディバラ)
ユーヴェが誇るこのカルテットは自分たちがやれることをまだ本当に示せてはいない。
だが、彼らが稼働した時には、コスタのスピードと創造性、マンジュキッチのフィニッシュ、ディバラのドリブル、そしてロナウドのオールラウンドな能力によって数多の守備陣を叩きのめすことだろう。
4位 レアル・マドリー(ベイル、ベンゼマ、アセンシオ)
史上初のCL3連覇を成し遂げた後、ロナウドが去ったレアル。この3人は彼の穴を埋めるために何らかの方法を見つけ出さなくてはいけないだろう。
とはいえ、ロナウドの退団によって、ベンゼマとベイルはよりゴールに絡むようになるはずだ。
相互理解を構築しているところだが、マルコ・アセンシオも攻撃するための自由をこれまで以上に手にできている。
3位 バルセロナ(メッシ、スアレス、デンベレ)
昨季欧州の舞台ではあまりインパクトをもたらせなかったが、この3人が全力を出せば相手にとって凄まじい脅威になるはずだ。
実際、メッシは深い位置でボールを受けるなど好きなようにプレーしているが、チームが彼を必要としている時には常に危険な位置にいる。
そして、デンベレは両利きのスーパースターであり、スアレスはまだまだ決定的なフィニッシャーだ。
2位 リヴァプール(サラー、フィルミーノ、マネ)
1年前の今頃、この3人は自分たちがどれほど危険になれるかという夢を人々に見させた。
1年経った今は誰もが知ってる。そのスピードとユルゲン・クロップ監督が標榜するダイレクトなプレースタイルによって、彼らが欧州“最恐”トリオのひとつになったことを。
サラーとマネはウィングフォワードとして攻撃し、フィルミーノは偽9番として振る舞う。この3人を抑えるのは非常に困難だ。
1位 PSG(カバーニ、ネイマール、エンバペ)
彼らが選ばれし者だ。昨季は終盤にネイマールが負傷したことで、この3人がCLで本当に輝くところを見ることはできなかった。
だが、今こそ彼らが名を成す時だ。ネイマールはクリエイティビティを担い、カバーニはピッチをハードに駆け回り、エンバペは魔法を発動する。
今季はいきなりリヴァプール対PSG戦が行われるなど注目カード満載のCL。どんな攻防が展開されるのか、とにかく楽しみだ。