前線にはクリスティアーノ・ロナウド、中盤にはリヴァプールからエムレ・チャンと、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスは実に豪華なチームとなった。戦力的には十分チャンピオンズリーグ制覇を狙えるだろう。
しかし伊『Calciomercato』は、「アッレグリのドリームチームはあと2人の選手を加えれば完成するだろう」と伝えている。まだアッレグリには望んでいる選手がいるというわけだ。どちらも現実的とは言えないが、1人目はレアル・マドリードMFイスコだ。アッレグリはイスコを非常に高く評価しており、以前より獲得を熱望してきた。過去には[4-3-1-2]のシステムでアンドレア・ピルロ、ポール・ポグバ、アルトゥーロ・ビダル、その前にイスコを配する形を思い描いていたとも同メディアは伝えている。ただ、今となってはイスコの引き抜きは極めて難しい。
2人目はチェルシーMFエンゴロ・カンテだ。ユヴェントスに限った話ではないが、今や世界最高の守備的MFと言われるカンテを欲しがるクラブは多い。今夏にはパリ・サンジェルマンが熱心になっており、守備的MFながら優勝請負人と呼んでいい選手だ。今のユヴェントスにもカンテほどボールを狩り取れるMFはいない。
まだアッレグリのドリームチームは完成していないのか。今季もチャンピオンズリーグを制覇できなければ、来夏の市場でまた大きな動きが起きる可能性も0ではないだろう。