グラスナウが6回無失点で移籍後初勝利 レイズ完封勝利

【レイズ3-0レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レイズは先発のタイラー・グラスナウが6回86球を投げてレンジャーズ打線を2安打無得点に抑える好投を披露。7回以降はアダム・コラレック、ホゼ・アルバラード、セルジオ・ロモの3人が各1イニングを無失点に抑え、グラスナウはレイズ移籍後初勝利となる今季2勝目(6敗)をマークした。初回に先制タイムリーを放った崔志萬(チェ・ジマン)は6回表に10号ソロを放ち、2安打2打点の活躍でグラスナウを援護。2点リードの7回表にはジェイク・バウアーズがレフトへの犠牲フライを放ち、リードを3点に広げた。レンジャーズは先発のエイドリアン・サンプソンが6回途中2失点と粘投したものの、打線が沈黙。レイズ投手陣のまえにわずか2安打に封じられ、完封負けを喫した。

7月末にクリス・アーチャーとのトレードの交換要員の1人としてレイズに加入したグラスナウが、移籍後初の無失点ピッチングで新天地での初勝利をマーク。ケビン・キャッシュ監督は「彼は素晴らしかったね。私は全てを気に入ったよ」と語り、グラスナウのピッチングを絶賛した。「初回はリズムに乗れていなかったような気がしたけど、落ち着いて(二死2・3塁の)ピンチを乗り切ってくれた。速球には勢いがあったし、変化球も良かったし、何球かチェンジアップも投げていたね」とキャッシュ。「彼は登板した試合のほとんどでチームに勝つチャンスを与えてくれている」と若手右腕への信頼も口にしていた。

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