クロフォード&ロンゴリアが一発 ジャイアンツ逆転勝利

【ジャイアンツ4-2パドレス】@ペトコ・パーク

ジャイアンツは1点ビハインドの4回表にブランドン・クロフォードの13号ソロで同点に追い付き、さらに二死3塁からアラミス・ガルシアがレフトへのタイムリーを放って勝ち越しに成功。続く5回表には一死3塁からエバン・ロンゴリアに16号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。ジャイアンツ先発のアンドリュー・スアレスは2回裏にオースティン・ヘッジスに14号先制ソロを浴びたものの、8回途中まで87球を投げてパドレス打線を2得点に抑える力投を披露。その後はリリーフ陣が2点のリードを守り抜き、スアレスには今季7勝目(11敗)が記録された。

ジャイアンツはクロフォードとロンゴリアの一発などで4点を奪い、日本時間9月4日のロッキーズ戦以来となる1試合4得点以上を記録。3得点以下は11試合連続でストップした。9月前半の11連敗により完全にポストシーズン争いから脱落してしまったジャイアンツだが、実は6月以降のチーム防御率は両リーグトップ。得点数両リーグワースト2位の打線に平均レベルの得点力があれば、現在もポストシーズン争いを続けていたに違いない。得点力不足という課題を今季も解決できなかったジャイアンツだが、新人捕手のガルシアが打率.348と結果を残し、同じく新人のクリス・ショウが二塁打2本を含む3打数3安打の活躍を見せるなど、明るい話題がないわけではない。ロンゴリアは若手選手の活躍について「若い選手が良いプレイをしているのを見るのは楽しいね」と話していた。

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