ロナウド擁するユーヴェでも5位! CL”攻撃力ランキング”TOP10

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いよいよスタートするチャンピオンズリーグ・グループステージ。今夏にはクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードを去るなど、各クラブの攻撃陣にも変化があった。では、現在欧州トップの攻撃力を誇るクラブはどこだろうか。

英『Squawka』はグループステージ開幕に合わせ、「CL2018-19、攻撃力TOP10」なるランキングを作成。欧州最強の攻撃陣を誇るチームを選出している。

10位:インテル

マウロ・イカルディ、ケイタ・バルデ、イヴァン・ペリシッチらを擁するインテルが10位だ。ようやくチャンピオンズリーグの舞台に戻ってきたという印象が強く、久々にどんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。ケイタ、ペリシッチらワイドなアタッカーがイカルディにどこまで良質なボールを送り込めるかがポイントになりそうだ。

9位:マンチェスター・ユナイテッド

同メディアはロメル・ルカク、アレクシス・サンチェスの2人が良い状態にある時は、マンUの攻撃が依然として危険なものだと伝えている。両者ともワールドクラスのアタッカーなのは間違いない。そこにマーカス・ラッシュフォード、ジェシー・リンガード、アントニー・マルシャルらがどこまで絡めるのか。攻撃的なスタイルで戦えば十分にトップクラブから得点は奪えるはず。

8位:バイエルン

昨季はベスト4でレアルに敗れたが、押し込んでいたのはバイエルンの方だった。アリエン・ロッベン、フランク・リベリ、ロベルト・レヴァンドフスキで構成される3トップは今でも危険だ。トーマス・ミュラーもおり、得点力に困ることはない。

7位:アトレティコ・マドリード

やや地味な印象もあるが、今夏の補強でアトレティコはかなり豪華になった。アントワーヌ・グリーズマンとジエゴ・コスタの2トップは健在で、そこに新加入のトマ・レマルやジェルソン・マルティンスらが絡んでいく。陣容的には昨季を上回るものがあり、どこが相手でも点は奪えるはずだ。

6位:マンチェスター・シティ

ここでマンCかと思った人もいるだろう。やや評価が低いようにも思え、セルヒオ・アグエロ、ラヒーム・スターリング、レロイ・サネ、ガブリエウ・ジェズスとタレントは揃っている。それ以上にケビン・デ・ブライネ、ダビド・シルバらを中心とした中盤からのチャンスメイク力が異常なため、攻撃の質で見れば欧州のどのクラブにも負けていない。アグエロ、ジェズスら決めるべき人が決めれば大量得点は可能だ。

5位:ユヴェントス

こちらもやや評価が低いと感じた人もいるだろう。ユヴェントスは今夏にロナウドを加えたのだが、同メディアはまだ連携が完成していないと見ている。マリオ・マンジュキッチ、ドウグラス・コスタ、パウロ・ディバラとサイド、中央の両方でタレントは揃っている。

4位:レアル・マドリード

ロナウドが抜けてもレアルは4位だ。カリム・ベンゼマとガレス・ベイルが本領を発揮しており、マルコ・アセンシオも存在感を増している。ロナウドが持っていた勝負強さが欠けてしまったのは気になるが、彼らは大一番で重要な働きができるのか。イスコ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースと中盤は豪華なため、マンCと同じくチャンスメイク力で勝負だ。

3位:バルセロナ

こちらも相変わらず攻撃力は高い。リオネル・メッシ、ルイス・スアレスは不動で、今季の立ち上がりはウスマン・デンベレも決定的な仕事をしている。やや層の薄さは気になるところだが、メッシとスアレスが良いコンディションを維持できている間は得点量産が可能だ。

2位:リヴァプール

こちらは昨季その破壊力を証明済みだ。ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーで構成される3トップは強力で、彼らが走り出したら止める術がない。カウンターのキレ味も抜群で、それこそ決勝トーナメントで彼らを180分間無得点に抑え込むのは不可能に近い。リヴァプールと対戦する相手は打ち合いを覚悟する必要があり、彼らの存在は脅威だ。

1位:パリ・サンジェルマン

昨季も攻撃陣の評価は1番高かった。ネイマール、キリアン・ムバッペ、エディンソン・カバーニの3トップはリヴァプールと同等か、それ以上の破壊力を誇る。特に今季はムバッペがロシアワールドカップで大暴れした直後とあって、ネイマールよりムバッペのおかげで評価が高まっている。昨季は決勝トーナメント1回戦でレアルに抑え込まれてしまったが、今季こそ爆発なるか。

PSG、リヴァプールの評価が高いのは昨季から変わらない。問題は組織的に彼らを活かせるかどうかだ。昨季はレアルの方が試合巧者で、両チームとも攻撃陣を抑えられてしまった。攻撃力だけで制覇できるほどチャンピオンズリーグは甘い大会ではないが、今季はどのような戦いとなるのか。

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